ブリュゴーニュワイン好きのSみさんと「ボン・ピナール」へ。
私は広尾からテクテク有栖川公園の横を通り六本木に向かっていったが、六本木から行くとテレ朝通りの先、と駅からは少し距離がある立地だが、行く甲斐がある店。
店内はは照明を落とした落ち着きのある雰囲気。
カウンター席とテーブル席で24席で一杯とこじんまりしている。
オーナー・ソムリエの進藤康平さんは以前フランスのブルゴーニュにいた事があり、特にブルゴーニュワインの品揃えとその提供価格はワイン好きにはたまらない店となっている。
シェフ・ソムリエは奥様の進藤聡子さん。サービス、ソムリエはご主人、というコンビでおもてなしをしている。
進藤さんは昨年私がブリュゴーニュでお世話になった日本人のソムリエールとお知り合いとのこと。世界は狭いですね~。それとも私の世界が広がったのでしょうか。。。
料理はワインとのマリアージュが楽しみな皿が目白押し。
まずは生牡蠣から。今年はこれが生牡蠣は食べ納めかしら。
ブータン・ノアールと甘みとコクが絶品のジャガイモの「インカのめざめ」のマッシュポテトを一緒にクレープ状に包んで焼き上げていて、とても上品な「ブータン・ノアール」。
ほろほろ鳥のローストに添えられてマッシュルームソースはたいへん香りが高く、ワインがすすむ。でもソースが殆ど写っていませんでした。
沖縄産の皮付き豚バラ肉の煮込みは、じっくり煮込まれた玉ねぎの甘みが引き出され、柔らかく煮込まれた豚バラ肉の旨みと溶けあっている。
ワインはフランスワインが中心。新しいビンテージから熟成されたものまで、どれも飲んでみたいワインばかりリストアップされている。
今回飲んだワインは「シャンポール・ミュジニー 1er Cru Les Baudes 1991 Domaine Saint Symphorien」
ワインを注ぐタイミング、料理の出し下げのタイミングもよく、さりげなくテーブルを見てサービスしてくれてる。
気が付くと入店時はカウンターに1組だけだったがあっという間に満席。
ワイン好きの友人達とワイン談義に花を咲かせて、華やかにお食事するのも良いし、2人でジックリとワインと料理のマリアージュを楽しむのもおすすめ。
ごちそうさまでした。Sみさん、来年もまた行きましょうね~
@nifty厳選レストランのレストランレビューにも記事書いています。
ボン・ピナール Bon Pinard
東京都港区元麻布2-1-21 YSビルB1F
03-5856-4151