JR常磐線牛久駅から「シャトー通り」を通り歩くこと8分程で到着するのは「シャトー カミヤ」
通りに名前をつけるくらい町の人の誇りとなっているシャトー。
このシャトーは神谷傳兵衛が1903年明治35年に日本での最初期の本格的ワイン醸造施設。
原因不明の病で衰弱した時に、毎日ワインを飲んで回復し、「いつか日本人のために自分でワインをつくりたい」と思ったのが17歳の時。その夢を叶ったシャトーです。
2008年6月に国の重要文化財に指定されています。
当時の発酵室は現在神谷傳兵衛記念館として無料で一般に公開されています。
ホワイトオークの大樽が並ぶ貯蔵庫。当時の使用していた大樽がそのまま展示されています。
2階には神谷傳兵衛の歴史が展示され、当時使用していた葡萄圧搾器などの醸造機器や文献などを見ることが。
こちらはシャンパンの醸造で瓶を少しづつ回転させるルミアージュのための設備。でもこれは現代もあまり変わっていないかも。
この「カミヤ」は浅草の「神谷バー」の「神谷」です。
当時はガス灯の時代で「電気」は入ったばかり。名前に「電気」を付けるとハイカラなイメージを持たれ「電気ブラン」のネーミングが生まれたそう。
その当時の「電気ブラン」も記念館に陳列されています。
地下ではかなり古い樽や古ーいワインも沢山眠っている。そんな蔵の中でワインテースティングもさせて頂きました♪
非公開の本館はこちら。レストランキャノンはこちら。どちらも国指定重要文化財
神谷傳兵衛(かみやでんべえ)記念館
茨城県牛久市中央3-20-1
029-873-3151(代表)