茶懐石 大野 木挽町 香煎 原了郭 一覧

はじめての茶懐石-① @木挽町 大野

はじめて本物の茶懐石に行ってきた。場所は四谷3丁目からすぐの茶懐石 大野。1日1組限定6名様までの貸切。

食べ方のマナーがいっぱい!!!

まずは、「香煎」が出て口の中を潤す。ほんのりとした香りがあり塩味が薄ーく感じられる。

この香煎、京都の「祇園 原了郭」のもの。深緑色をしていましたので、きっと「青紫蘇香煎 (840円)」だと思う。

結婚式の親族控え室で出される桜茶も香煎の一種。

次に折敷(お盆)に乗った、ご飯と味噌汁と向附。

料理は手前の人から奥の人へ手渡して回していく。これは親しくなり、同じ食を味わう。という意味がある。

全員に料理がでたら一緒に皆で食べ始める。

折敷に乗ったお箸は、杉の箸で濡れている。これは、清める為とご飯が付かない為。

最初箸は、折敷の右側に端がはみ出して乗っている。食べた後は、箸置きがないので、箸の先を左側にはみ出して置く。

ご飯と味噌汁のお椀の蓋は、左右一緒に同時に開けてご飯のお椀の蓋味噌汁のお椀の組み合わせで右に置く。

最初にほんの一口入っている固めのご飯から頂く。

本鮪はいきなり大間の本鮪!おひつに入ったご飯お代わりしてお腹に入れてからお酒を飲む。ご飯食べながら飲むなんて初めて。

食べ終わったら、ご飯のお椀とお椀の蓋は下げずに残す。ご飯は最後にまた、ご飯が出るので下げない。蓋は料理取る取り皿になる。昔は食器は洗わなかったので、少しでも洗いものを少なくする為。

あとは、一杯お酒を飲みながら、美味しくお料理を頂く。

初物の松茸も。

「かます塩焼」は焼き加減が絶妙。

料理全てが、その出されるタイミングを図ってその瞬間の為に作られている。

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